この工事は洪水被害を防ぐため、堤防を高くする堤防整備工事と、去年の台風19号により被災した多摩川緑地公園グランドの整備工事の2つの工事が同時に行われています。
今年の台風シーズンが終わるのを待ってから、工事が始められたのではないかということですが、やっと工事が終わったと思ったらまた台風被害なんてことになったら悲しすぎますもんね。
堤防整備工事の西側は小田急線の架橋下から始まります。
けっこう厳重なバリケードですね…
グランドに降りてみました。ここは通行可能です。もちろん徒歩、自転車のみで、自動車は乗り入れできません。
台風後には砂利や石が無数に散乱していましたが、ボランティアの方々によって、片付けられたそうです。ありがとうございます!
ちなみに上の画像は去年の台風19号被害の1週間後の多摩川緑地公園グランドです。このあたりは川底に沈んでいました。
グランドの芝も土もネットも流され、辛うじて残った1本のポールも根本からグニャリと曲がっていました。
手前に見える看板もねじ曲がっていますね。
バックネットのポールの基礎でしょうか。
グランド東側です。
木の根元部分の緑がきれいに丸く残されていました。
なんかカワイイですね。
グランド整備の工事範囲はここまで。
画像右手が堤防、左手が川です。
看板に工事の説明がありました。
工事金額まで載ってるんですね。
¥92,775,375-(うち取引に係る消費税及び地方消費税額¥8,434,125-)
消費税だけでも840万円以上!
そして税抜きの金額でもけっこう細かい金額なんですね…
グランドの完成予定図。
多摩川自由ひろばを見上げると、重機が働いていました。
『多摩川決壊の碑』のあたりです。
とても大きなダンプも走っていました。
ナンバーは付いていないようなので公道は走らないのですね。というかこのサイズでは走れないですよね…。
もう堤防の工事も進んでいるのかな?
…と思ったら堤防をまたぐ通路のようでした。
水辺の楽校の入り口です。
堤防に光ケーブルが埋まっていたんですね。
堤防の上です。工事期間中は立入禁止です。
左手が川。
反対側。右手が川です。
こちらも同じく立入禁止。
この通路のみ渡れます。
水辺の楽校へ行くためかな?
尚、小田急線の線路下からここまで堤防を渡ることは出来ませんのでご注意を。
そして堤防工事の東側の端です。
猪方排水樋管の近くです。
堤防の上を通れないのは寂しいですが、台風被害の軽減のためなら仕方ないですね。
そして完成が楽しみです。
工事は令和3年(2021年)3月下旬までの予定だそうです。